イベント「げんきフェス×ヨガフェスタ沖縄2024」が11月23日、名護市21世紀の森公園(名護市大南)で開催される。
主催は、やんばるの文化や魅力、人をつなぐことを目的に活動する市民団体「やんばるつながるプロジェクト」。「五感を感じて心と体にエネルギーチャージ」をコンセプトに、2つを別々に開いてきたイベントを今回、初めて合同で行う。
当日は、ヨガレッスンをメインにワークショップイベントなどを行う。レッスンは、沖縄県内外で活動するヨガ講師21名が来場し、野外ステージやイベントドーム、芝生エリアに分かれて行う。ワークショップでは県出身の造形アーティスト・仲宗根浩さんによるオリジナルお面作りや、映画監督として活動する宮平貴子さんによるヤンバルクイナを題材にした紙芝居の読み聞かせを行う。「サウナコーナー」も設け、やんばる産のフルーツやハーブを使用した水を蒸発させて室内の温度を上げる「ロウリュ」を行う。北部地域の飲食店やキッチンカーが出店する「地産地消マルシェ」も開く。ステージイベントでは、沖縄在住のシンガー・ソングライターのCHINさんパパとYuMeさんによる音楽ライブや創作芸団「レキオス」によるエイサーのパフォーマンスを行うほか、イベントの最後は打ち上げ花火で締めくくる。
同団体代表の神代大介さんは「県外からの参加者にはやんばるの魅力を、地元の人にはヨガの魅力を、それぞれ知ってほしいと企画した」と話す。「今年の春には『げんきフェス』というイベントを開いたが、地域のためになっているのかと悩んだ。地元企業から応援や開催を望む声をもらい、開催にこぎ着けた」とも。「子どもが参加できるヨガレッスンやワークショップもあるので、手ぶらで気軽に家族で参加してほしい。五感全てで楽しめる内容にしているので、イベントを通じて体も心も元気になってもらいたい」と呼びかける。
開催時間は9時~18時30分。入場無料。ヨガレッスンの一部は有料。