レストラン「Bistro WuaSa(ビストロ ウァーサ)」(名護市城1、TEL 0980-43-1366)が11月12日、名護市営市場近くににオープンした。
今帰仁・古宇利島で営業してきた「REST LE SACRO(サクロ)」が移転してオープンした同店。店舗面積は約30坪。席数は、カウンター=27席、テーブル席=8席。グレーを基調にした店内は、厨房(ちゅうぼう)を囲むように配置したカウンター席が中心。ライブ感を演出する。
提供するのは「フランス料理をベースにした洋食」で、地元食材を使った肉料理を中心に据える。料理人歴26年で料理長の竹内邦太さんは「既製品は使わずに一から手作りする。うまみを重視した料理を提供したい」と話す。
看板メニューは、厨房のまき火ブースで焼き上げるまき料理。「沖縄県産 地鶏もも肉」(1,800円)や「県産豚肩ロース」(2,200円)、「フランス産鴨肉」(2,800円)などで、まきの香りでジューシーに仕上げるという。
このほかにも、自家製の腸詰めソーセージを発酵キャベツと煮込んだ「沖縄県産豚のシュークルート」(3,400円)や「もとぶ牛 外もも肉のローストビーフ」(2,400円)、「オニオングラタンスープ トリュフの香り」(1,500円)、キノコ5種類を使った「いろんなキノコのシンプルパスタ」(2,000円)など約40メニューを用意する。
ドリンク類は、ビール、ウイスキー(以上660円)、ワイン(770円~)などで、食前酒や食後酒など約30種類をそろえる。ワインは、併設のワインルームで好みの銘柄を選べるようにしたほか、常駐のソムリエが提案なども行う。
客単価は6,000円~7,000円。
竹内さんは「名護にはなかなかない空間や料理を提供することに重点を置いている。沖縄の食文化をリスペクトしながらフレンチの技法で取り入れた料理も提供していく。早い時間に開店するので、昼飲みでも来店してもらえたら。目標は、沖縄県内で一番の洋食屋になること」と話す。
営業時間は15時~24時。