名護に春の訪れを告げる風物詩のイベント「第62回名護さくら祭り」が1月25日・26日、名護市街地で開催される。
1月中旬から2月中旬にかけて開花する沖縄の桜・カンヒザクラを通して、市を県内外にアピールすることを目的に毎年行う同イベント。名護城公園にはカンヒザクラが3800本植えられており、県内有数の桜の名所としても知られている。
イベントは、「名護城公園」と「さくら公園」「名護十字路大通り」「名護漁港構内」の市街地4会場で行い、それぞれの会場で市民団体がプログラムを展開する。「旧名護博物館」から「大西(南)」交差点付近までの一本道は歩行者天国にし、キッチンカーや地元飲食店が出店する。
名護漁港内では「第25回花の里ガーデンフェスタ」やマグロの解体ショー、初開催となる「消防フェスタ」を行うほか、名護市営市場では名護市の友好都市の北海道滝川市や群馬県館林市など4市による物産展を開く。
さくら公園のメインステージでは、「二見情話大会」や「レキオス」によるエイサーの演舞、地元サークルによるダンスやバンド演奏を行うほか、25日にはアーティスト・PESさん、26日にはレゲエグループ・湘南乃風の「若旦那」こと新羅慎二さんが来場しパフォーマンスを行う。
名護市観光協会の山城弘之さんは「さくら祭りは、それぞれの会場で市内の各団体がそれぞれにプログラムを多彩に展開することが特徴。今年も恒例で準備を進めてきた。見どころは市民が大勢参加する『仮装行列パレード』や『踊りくわでぃさーパレード』。漁港から市街地からはキックボードや電動スクーターでの実証実験も行っている。さまざまな内容で名護の魅力を楽しむ2日間にしてもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~20時30分。