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名護で「猫まみれ展」 猫をテーマに地元イラストレーターが初開催

「猫にちなんで、22作品の展示、22日からの開催にした」と話すIOLYさん。

「猫にちなんで、22作品の展示、22日からの開催にした」と話すIOLYさん。

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 名護在住のイラストレーター・IOLY(イオリ)さんのイラスト展「猫まみれ展」が現在、カフェ&バー「WOO(ウー)」(名護市大中1)で行われている。

イラスト展「猫まみれ展」

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 「来た人を猫まみれに」をコンセプトに開くイオリさんの初個展となる同展。猫の絵を描き始めたきっかけについて、イオリさんは「幼少期に絵画コンテストで受賞し、褒められたことがうれしくて、いろいろな絵を描き始めた。次第に猫のかわいさや魅力を描きたいと思い今のスタイルになった」と話す。2018(平成30)年にイラスト作家としての活動を始め、沖縄県内外の企画展や美術展などに参加してきたという。

 イオリさんの作品は、猫の瞳に焦点を当てて目を大きく描くのが特徴。「見る人が感じた色を重ねて、それぞれに自分だけの世界を広げて見てほしい」という思いからモノクロで描く。

 今回は22点の作品を展示。うち12点が新作で、表情やポーズを取る猫を黒の油性ペンやコピックペンを使いアナログ画で描く。目玉作品は、今回のために描いた「昼」と「夜」の2作品。昼間によく見るおとなしい姿の猫と、夜の自由な姿の猫を黒ペンと金色ペンの2色で描き、絵を並べると月と太陽が重なるように仕上げたという。

 会場ではステッカー(100円)、ポストカード(150円~)、キーホルダー(1,200円~)などのグッズを販売するほか、絵の販売も行う。

 イオリさんは「個展を開くことを目標に絵を描いてきた。準備に戸惑ったが、アドバイスをくれた先輩の画家や家族など、たくさんの人の応援があって実現できた。店の営業中に開いているので、お酒を楽しみながら絵を楽しんでもらえたら。これから愛されるような作品を描いていきたい」と話す。

 営業時間は20時~24時。3月7日まで。

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