
「古宇利大橋開通20周年記念イベント」が4月12日、今帰仁村・古宇利公民館と「島の駅ソラハシ」で開催される。
古宇利大橋は、人口約350人の古宇利島にかかる橋として、2005(平成17)年2月8日に開通。全長1960メートルで、無料で通行できる橋としては沖縄県内で2番目に長い橋となる。橋の開通によって、運天港と島を往来するフェリーを利用していた島民の利便性が向上したほか、同橋や古宇利島が人気観光スポットとなった。
当日は、古宇利公民館でオープニングセレモニーとして、国指定重要無形文化財「琉球舞踊」認定保存者の比嘉涼子さんによる「かぎやで風」披露、地元子供会によるエイサー披露、歌手・前川守賢さんによる民謡ショーを行う。
メイン会場の「島の駅ソラハシ」では、県内外で活動する11組のタレントや団体によるステージイベントを行う。ものまねタレント「魅川憲一郎」さんによる歌謡ショーや、歌手・金城しおりさん、「ジョニー宜野湾バンド」による音楽ライブ、今帰仁村内の子どもたちを中心に結成した「北山の風」「琉球舞団昇龍祭太鼓」によるエイサー披露などを予定する。フィナーレには、400発の花火を約8分間にわたって打ち上げる。
当日は地元飲食店によるキッチンカー出店も行い、4店が、たこ焼き、アサイーボウル、スムージー、ハンバーガーなどを販売する。「島の駅ソラハシ」のフードコートでは、沖縄産フルーツを使ったフルーツジュースをはじめ、タコライス、沖縄そば、ラフテーなどの沖縄料理を販売する。
玉城章古宇利区長は「大橋開通に関わっていただいた人や島民への感謝の気持ちを込めて企画した。たくさんの人に橋を渡って古宇利島に遊びにきてほしい。イベントを通じ、景色やおいしい物など島の魅力を皆さんに伝えたれたら」と話す。
開催時間は12時~。