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名護・済井出に土日営業のおにぎり店 地元産の塩使った6種類、「カップ飯」も

「地元に愛される店になれば」と店主の吉田さん

「地元に愛される店になれば」と店主の吉田さん

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 名護・済井出に1月29日、テイクアウトのおにぎり店「おにぎりOHANA(オハナ)」(名護市済井出)がオープンして1カ月がたつ。

吉田さん手作りのおにぎり

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 場所は、屋我地漁港近くの住宅街。昨年沖縄市から移住した吉田リサさんが店主を務める。吉田さんは平日、名護市羽地の「羽地給食センター」に調理師として勤務し、土曜・日曜限定で同店を営業する。店舗は自宅の一角を改装し、おにぎりをテイクアウト販売する。

 出店のきっかけについて、吉田さんは「済井出のある屋我地島にペンションはたくさんあるが、コンビニがなく、朝から購入できるおにぎり屋さんがあったらいいなと思っていた。家を建てたタイミングで出店を決意した」と話す。

 おにぎりにはオレンジ色が特徴の「屋我地の塩」を使う。メニューは、「屋我地の塩」(100円)、「ポーたま」(280円)、卵黄を2つ使う「キミ(黄身)のおにぎり」(350円)、「しらすと青菜」(200円)、「サバ煮」(300円)など。6種類のおにぎりを用意する。

 このほか、「おみそ汁」(200円、おにぎり2個以上購入で100円)、「お弁当」(スープ付き、600円)、カップに入れて販売する「カップ飯」として、「ミニチキンソースカツ」(280円)、「ひき肉のカレー」(250円)なども用意する。

 吉田さんは「今はシーズン的に観光客が少ないが、地元の方や近所の方を中心に来店いただいている。1回の営業で5キロの米を炊くが、完売することも多くうれしい」と笑顔を見せる。

 「自分の料理をおいしいと言ってもらえることがうれしくて25年調理師を続けてきた。おにぎりを握りながら、心の中で『おいしく食べてもらってね』『かわいいね』と話しかけている。これからは、みんなの『これが食べたい』に応えていけたら。地元に愛されて長く続けられる店にしていきたい」とも。

 営業時間は8時~15時。月曜~金曜定休。

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