
居酒屋「炉端とおでん loro(ロロ)」(名護市城1、TEL 050-8884-8715)が4月29日、名護・緑街にオープンした。
「炉端とおでん loro(ロロ)」が提供する「鴨(かも)肉」
「炉端焼きとおでん」をコンセプトに、炭焼きで提供する魚・肉料理、味噌煮込みおでんをメインにする同店。店舗面積は20坪。店内は、コンクリート仕上げにしたほか、末広がりを意識した8角形の照明や花ブロックを使った照明を足元に設けた。席数は、カウンター席12席、テーブル席32席。
店主の平田正道さんは「2月ごろから準備を進めてきたが、和食を提供したいと思いこの地域には少ない『炉端』の業態に決めた。店名は、炉端焼きの煙が『ろ』に似ていると浮かんだので『ロロ』にした」と話す。
炉端メニューは、「銀ダラ醤油麹(しょうゆこうじ)漬け」(1,480円)、「鴨(かも)肉」、新潟から取り寄せる「ニシンの干物」(以上1,280円)、「ラム肉」(1,680円)など約20種類。「特製おでん」(1,280円)は赤みそで味を付け、軟骨ソーキや、ゴボウ、ジャガイモやインゲンなど9種類を盛り合わせる。
このほか、「琉球スギ」「赤マチ」(以上480円)など沖縄近海で水揚げされた魚の刺し身、「海鮮丼」(1,280円)、「馬肉のタルタル」(1,480円)、「薄切り水ダコあん肝醤油」(1,080円)など。ドリンクメニューは、生ビール、ハイボール、サワー、焼酎(以上、580円)など。客単価は4,500円前後。
平田さんは「調味料は手作りに力を入れており、生こうじから作る発酵調味料、自家製ヨーグルトを使った手作りドレッシングなどを使っている」と話す。
オープンから1カ月の様子については「思っていた以上の忙しさでありがたい。既にリピーターも多い。女性グループやビジネスマン、近隣住民や20代学生など幅広く、アジアからのインバウンド客も目立つ。早く名護の街に溶け込み、全国各地の食材を使いながら、地元の方にもっと喜んでもらえるようなサービスを提供したい」とも。
営業時間は18時~24時(金・土曜は翌3時まで)。