
セーリング競技の全国大会「第40回テーザー全日本選手権大会」が6月6日~8日、「オクマ プライベートビーチ&リゾート」(国頭村奥間)で初開催される。主催は「日本テーザー協会」、「2026テーザー級世界選手権実行委員会」、国頭村。
来年6月に開催予定の世界大会「2026テーザー級世界選手権国頭大会」のプレ大会として行う同大会。沖縄での開催は今回が初めて。
「テーザー」は全長4.52メートルの2人乗り小型ヨット。同大会では、海上3カ所に内角60度の三角形に設置したブイを、決められた順番・方向から、いかに速く、効率的に回航できるかを競う。
全国各地から約20チームが参加し、3日間かけて最大9レースを行う。競技はオクマビーチの沖合からスタート。賞は1位から6位まで設ける。
国頭村役場商工観光課の松本隆弘さんは「大会関係者が会場を探して来村した際、美しい海や、海の近くに宿泊施設があるという立地の良さを評価していただいた。選手と関係者を合わせて100人ほどが国頭村を訪れる予定なので、世界遺産にも登録されている国頭村の自然を楽しんでもらえたら。自然の中での競技なので天候によってレースの本数などが変わってくるかもしれないが、国頭村の海を楽しんでほしい。来年の世界選手権では世界中から多くの人が訪れるので、国頭村の魅力を発信していきたい。まずは今大会をしっかり成功させたい」と意気込む。