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東村にログハウス貸別荘 1日1組限定、店主「心身ともに癒やされて」

「わらゆん家」内の様子

「わらゆん家」内の様子

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 ログハウス貸別荘「わらゆん家(やー)」(国頭村東村慶佐次、TEL 090-8847-1005)が東村にオープンして3カ月がたった。

東村のログハウスの宿泊施設「わらゆん家」外観

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 海を望む高台にあり、1日1組限定で営業する同施設。運営は、30年間にわたり群馬県でログハウスに特化した建築業と宿泊業を手がけてきた「サザンライト・クラブ」(同)社長の百﨑満さん。約4年前に東村に移住し、村内で貸別荘を運営していたが昨夏に営業を終了し、宿泊事業を「わらゆん家」の運営へとシフトさせた。

 「又吉コーヒー園」内にある同施設の敷地面積は600坪。店舗面積は26坪。建物に使う木材は、樹木の中に水の残留が少ないという「新月伐採木」を使う。虫などが入りにくいという。

 2階建ての施設内には、リビング・ダイニング・キッチンスペースに、クイーンサイズのベッドを備えた寝室を設ける。4人までの宿泊が可能。朝食付きの宿泊料金は、2人=4万円~、3人=5万円~、4人=5万5,000円~。バーベキューセットやピザ窯などを貸し出す。

 リビングスペースやキッチンは会議や料理教室などに使ってもらうレンタルスペースとしても貸し出す。

 屋号の「わらゆん」は、沖縄の方言で「笑う」という意味があるといい、「笑う門には福来る」に由来するという。オープンからこれまでの様子について、百﨑さんは「オープンから間もないが、リピーターのお客さんもいる。これからは県内外の人をターゲットに周知していきたい」と話す。

 百﨑さんは「多くの観光客はホテルを利用するだろうがが、東村ならではの豊かな自然環境のよさやログハウスでの過ごしやすさを伝えていきたい。心身ともに癒やされて帰ってもらえるような空間を提供したい」と笑顔を見せる。

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