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名護・屋部にタコス専門「ファミーユ」 フランス料理人の夫婦が出店

店主の赤石沢貴羽さんと悠美さん夫妻、息子のえいとさん。「ファミリー感がある店を作っていきたい」と話す

店主の赤石沢貴羽さんと悠美さん夫妻、息子のえいとさん。「ファミリー感がある店を作っていきたい」と話す

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 タコス専門店「Famill(ファミーユ)」(TEL 080‐4001‐4528)が7月6日、名護市屋部にオープンした。

「ファミーユ」で販売するタコス

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 店主は、ホテルレストランでフランス料理人経験を持つ赤石沢貴羽さんと悠美さん夫妻。悠美さんは「県外に住んでいて沖縄にはホテルレストランの異動で来た。2人で店を出す夢ができたのと、沖縄がとても気に入っていたので、このまま移住することに決めた。沖縄グルメのタコス専門店を出すことにした」と話す。

 コンセプトは「フレンチシェフの作るタコス」。具材はフランス料理の技法を生かし、火の入れ方や煮込み時間などを工夫したという。店名はフランス語で「家族」を意味し、「来店した人たちを家族のように迎えたい」との思いを込めた。テイクアウト専門で営業する。

  メニューは、肉のホロホロとした食感が特徴の「プルドポークタコス」(550円)、「ツナアボカドタコス」(500円)、「プルドポークライス」(1,200円)、「タコライス」(1,100円)、「タコスボール」(300円)、「アサイーボール」(1,600円)など16種類。4種類のタコスから選べる2種類と、ポテトフライ、ドリンクをセットにした「タコスコンボ」(1,600円)も用意する。

 ドリンクは、ショウガと7種類のスパイスを使った「自家製ジンジャーエール」(600円)、「コーラ」「パイナップルジュース」「コーヒー」(以上500円)など7種類を用意する。

 悠美さんは「オープンしてからほぼ毎日完売が続いている。地域住民の来店が多く、昼休憩に立ち寄ってくれる人や、10日連続で来店される人もいる。リピーターも増えてきてとてもうれしい」と話す。

 今後については「モーニングタイムメニューやおやつタイムメニューなど、時間限定のメニューを作りたい。地域の集まりなどのオードブルにも対応したい。もうすぐバスケットとレジャーシートをセットにした『ビーチセット』も始める。タコスと一緒に屋部の自然や景色も楽しんでもらえたら」と話す。

 営業時間は、平日=11時~17時。土日=10時~売り切れ次第。

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