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「ジャングリア沖縄」開業から1カ月 15時以降入園チケット販売も開始

「ジャングリア沖縄」メインゲート前のシンボルツリー。フォトスポットにもなっている

「ジャングリア沖縄」メインゲート前のシンボルツリー。フォトスポットにもなっている

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 テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」(今帰仁村呉我山)がオープンして1カ月がたった。

ジャングリア沖縄のアトラクション「ホライゾン バルーン」

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 同施設の運営会社「ジャパンエンターテイメント」(名護市)によると、来園者は沖縄県外からの観光客が中心で、アジアをはじめとしたインバウンド客の姿も目立つといい、平均滞在時間は、6時間前後の短時間型と、開園から閉園まで滞在する来場者で二極化しているという。

 アトラクションはスタッフがナビゲートするタイプのアトラクションを中心に、大型オフロード車に乗り込み恐竜に接近する一番人気の「ダイナソーサファリ」をはじめ22種類を用意。体験者数は日ごと増加しており、スタッフの案内スキル向上が回転率向上にもつながっているという。

 日中の暑さ対策としては、行列が長くなりそうなアトラクションでは必要に応じて「待ち列解放チケット」を発行し、指定時間に再度アトラクションを訪れる仕組みを取り入れている。このほか、日傘3000本の無料貸し出し、園内3カ所にクールステーション、6カ所にウオーターステーションを設置している。

 マーケティング本部の三木田樹紀さんは「開業直後からゲストの動線や滞在傾向を分析しながら、現場での課題改善に取り組んできた。1カ月間、パーク内では大きなトラブルなく運営できている。ゲストの声をすぐに現場に落とし込むことにも注力しており、どういう風に楽しんでもらったら良いかと日々考えている。ゲストが楽しんでいる様子を見ると活力になる」と話す。

 開園時から午後にかけて来場が集中することを受け、今月16日からは15時以降の入園を促す施策として「アフター3満喫チケット」の販売を始めた。北部の観光施設を回遊する旅行者などに向け、混雑が緩和する時間帯から過ごせることや夕日や眺められることから好評を得ているという。

 加藤健史社長は「開業からの1カ月間に感謝の気持ちで、大自然を舞台にした沖縄の可能性を感じている。今後も満足度や課題を理解しながら、改善にはスピードを上げて対応していき、改善を通してパークも進化させていきたい」と話す。

 営業時間は、パーク=10時~19時30分、スパ=13時~22時30分。

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