大北公民館(名護市大北1)で3月5日、ハンドメード雑貨イベント「やんばるママーズ」 が開催された。
北部エリアのやんばるで、「子育て世代女性の交流の場創出」をコンセプトに、2020年11月から始まった同イベント。大北公民館と「道の駅おおぎみ」(大宜味村津波)で毎月2回開催し、今回で20回目を数える。
主催の稲福奈津子さんは「(イベントは)当初4人のメンバーで立ち上げた。私たち自身、子育てしながら外で遊ぶ余裕もなく、育児で悩んでいても周りに相談できなかった経験がある。こうして女性が中心となって交流の場を持つことで、地域で子育て中の母親を応援したいという思いで続けてきた」と話す。
当日は、アクセサリーやカバンなどのハンドメード作家の出店を中心に、マッサージや絵本販売、グルテンフリーのシフォンケーキなどのスイーツ、キッチンカーによるたこ焼きの販売などが行われ、親子連れを中心ににぎわいを見せた。
稲福さんは「20回も継続できたことに感謝している。よく、お客さまや出店していただく地元の方に『アットホームな空気だね』と言ってもらえる。この場所が少しでも癒やされる場所になって、地域の人同士がつながる場になれば」と笑顔を見せる。
運営メンバーの金城知江美さんは「子育て世代の女性を中心に、3世代で遊びに来てもらえたら。趣味を生かして出店したい人を応援する場にもしたい。今後は、地域の人が取り組むことを発表できる場として輪を広げていきたい」と話す。