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名護の「居酒屋21」が10周年 「地元密着、あっという間の10年」と店主

「これからもお客さまと料理に向き合える店づくりを続けたい」店主の村松靖将さん

「これからもお客さまと料理に向き合える店づくりを続けたい」店主の村松靖将さん

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 名護の「居酒屋21(にいいち)」(名護市宮里、TEL 0980-53-1701)が10月1日、オープンから10周年を迎えた。

「居酒屋21」の店内

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 「エナジックスタジアム名護」前。店舗面積は約80坪。席数は、カウンター=8席、テーブル=20席、座敷=約100席。村松靖将さんの母親が「居酒屋『たけちゃん21前店』」から独立して以来、家族で運営してきた。村松さんは7年前から店主を務める。いけすから上げて調理する魚「グルクマ」を使った料理を売りに、フードが約200種類、アルコール類は約150種類に上るメニュー数の多さや利用シーンの幅広さから8割が地元客という。季節や旬も意識。農家が薦める食材を使ったメニュー開発にも力を入れてきた。

 村松さんは「店主になった直後にコロナ禍になりテイクアウトやデリバリーを始めた。地元密着を心がけたことが信用につながり、地元客の割合が5割から8割に伸びた。お客さまと共に育ってきたあっという間の10年だった。お客さまやスタッフには感謝しかない」と話す。

 人気メニューは、「グルクマの刺し身」(1,760円)や、「牛タンペッパーロースト」(550円)、地元産の鶏肉を使った焼き鳥(1本100円~)、ブランド牛・もとぶ牛を使った「炭火焼きステーキ」(1,900円)など。アルコール類は、生ビール(600円)や酎ハイ(350円)、ハイボール(400円~)、焼酎(400円~)など。地ビールも用意する。

 村松さんは「店のキャパシティーを生かして大量仕入れを行うことで価格を抑えている。冷凍物は使わない。ただ調理するだけでなく、常連の好みに合わせて焼き加減や味付けを調整している」と話す。「物価高騰下でもクオリティーを落とさず、これからも普段と変わらず、お客さまと料理に向き合える店づくりを続けたい」とも。

 営業時間は17時~23時。

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