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名護にネットカフェ「GG ガジェット」 eスポーツ主軸に娯楽拠点目指す

白を基調にしたネットカフェ「GG ガジェット」店内

白を基調にしたネットカフェ「GG ガジェット」店内

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 eスポーツをコンセプトにしたネットカフェ「GG GADGET(ジージーガジェット)」(名護市城1)が9月27日、オープンした。

名護・城十字路の角のネットカフェ「ジージーガジェット」店内

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 場所は、城十字路の角。運営は、市内呉我のカフェ「FIFI PARLOR(フィーフィーパーラー)」や古宇利島で宿泊施設「MUKAKA VILLA(ムカカヴィラ)」などを展開する「プラナリア」(今帰仁村古宇利)。今回、新業態として、地域に根ざした娯楽空間をつくることを目的に出店した。同社の前田卓也社長は「那覇市など都市部に比べて、名護にはeスポーツ関連施設が少ないことを背景に、若者が安心して集まり、交流できる場所をつくりたいという思いから開くことにした」と話す。

 店内には、立ち飲みスタイルでのカフェ利用ができるバーカウンターを設け、「高性能ゲーミングPC」3台と「標準スペックPC」2台を設置。人気格闘ゲーム「ストリートファイター6」専用のオフライン対戦パソコンも1台備え、ドリンク注文で1時間無料利用できるようにした。

 機器周りは、パソコンの組み立てやセットアップ・接続などに詳しい河野敬太さんが担当し、eスポーツ初心者へのアドバイスも行う。河野さんは「20年前からパソコンを触ってきて、5年ほど前から私自身もeスポーツに取り組んできた。オンライン上のつながりもいいが、リアルで仲間と会える場所をつくりたかった。ゲームをきっかけに地域でのコミュニティーを広げたい」と話す。

 利用料金は、「高性能ゲーミングPC」が1時間=700円、3時間=1,800円、「標準スペックPC」が1時間=900円、3時間=2,400円。利用者が持つeスポーツのアカウントでログインし、自由にプレーすることができる。

 ドリンクメニューは、ホットコーヒー、コーラ、マンゴー(以上350円)、アイスコーヒー、「レッドブル」(以上400円)、ビール、サワー、ハイボール(以上600円~)など。このほか、「ホットドッグ」(650円)、焼き菓子も用意する。

 前田社長は「若者を中心に中高生や高専生の来店も多く、初めてPCでゲームを体験する人もいる。ゲームを通じて交流が生まれている。eスポーツをしている人や始めてみたい人に気軽に立ち寄ってもらい、地元民や旅行者が集まる娯楽拠点にしたい。いずれ当店から名護発のチームもつくれたら」と意気込む。

 営業時間は15時~22時。水曜定休。

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