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なごアグリパークにカフェ「キャプテンカンガルー」 農園コラボメニュー提供

「地元産野菜を使い農家の魅力も発信したい」と話す橋本社長(中央)

「地元産野菜を使い農家の魅力も発信したい」と話す橋本社長(中央)

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 なごアグリパーク(名護市名護)内に10月15日、カフェ「キャプテンカンガルー まんまるファクトリー」がオープンした。

カフェ「キャプテンカンガルー まんまるファクトリー」が提供するメニュー

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 運営は、名護市内で創業後、本部町で営業するハンバーガー店「キャプテンカンガルー(本部町崎本部)などの飲食店を手がける「キャプテンカンガルー」(名護市)。六次産業化推進施設の同所に出店することで、農産加工品や新商品の開発に取り組む。

 やんばるで落花生やイチゴ、オクラなどの農産物を生産する農園「まんまるふぁーむ」とのコラボメニューを主に提供する同店。キャプテンカンガルーの橋本將仁社長は「今春から出店を検討してきた。これまでも地元の野菜などを使って料理を提供してきたが、もっと地元産品を使いたいと思っていた。『まんまるふぁーむ』とタッグを組むことで、開発・製造などの展開を加速させたい」と話す。

 席数は30席。橋本さんが以前からまかないで作っていたという「ハヤシライス」(1,200円)は、スタッフに好評だったことからメニュー化した。橋本さんによると、タマネギやニンジン、ゴーヤーなどは名護産を使うほか、赤ワインで煮込むことでこくを出し、水は一切使わず牛肉のうま味を生かして仕上げたという。このほか、まんまるふぁーむの「ジーマミー豆腐」を使った台湾スイーツ「豆花」(600円)、旬のやんばる産フルーツと合わせた「バスクチーズケーキ」(500円)を用意する。

 橋本さんは「準備が整えば、自家製生地と野菜をたくさん使ったナポリピザの提供を始める予定。体験型メニューとして料理体験やスイーツづくり、農家と連携した子どもとの野菜収穫体験なども計画し、農家の魅力を伝える場にしていきたい」と話す。

 「子どもが遊べて大人も楽しめるような施設にしていきたい。アグリパークはイベント開催が多いので、イベントにも料理で協力しながら名護アグリパーク全体を盛り上げたい」と意気込む。

 営業時間は11時~17時。

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