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名護・羽地の駅内「エミナドーナツ」 生地から選ぶカスタム方式

「用事が無くてもふらっと立ち寄ってもらえるような、昔の駄菓子屋のようなお店にしたい」と話す店長の伊藤光暉さん(左)とスタッフの阿部ゆうたさん(右)

「用事が無くてもふらっと立ち寄ってもらえるような、昔の駄菓子屋のようなお店にしたい」と話す店長の伊藤光暉さん(左)とスタッフの阿部ゆうたさん(右)

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 ドーナツ専門店「北海道エミナドーナツ沖縄店」(名護市真喜屋)が、オープンして3カ月たった。

名護の「北海道エミナドーナツ」で提供するメニュー

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 地元農産物の直売所「羽地の駅」の敷地内に店を構える同店。北海道を拠点に飲食店などを手がける「ラコル」が国内6店舗目として出店した。提供するドーナツの生地に練り込むジャガイモとトッピングのアイスクリームや生クリームに使う牛乳は北海道産。テイクアウトのみ。

 出店のきっかけについて、パン職人だったという店長の伊藤光暉さんは「地域の人が集まる場所に出店した」と話す。店内には沖縄特有の赤瓦屋根の民家をイメージしたカウンターを作り、親しみやすさを演出した。

 メニューは決めておらず、客が生地・クリーム・ソース・トッピングを選ぶ「カスタムドーナツ」(320円~)というスタイル。生地は丸形ドーナツ・リング型ドーナツ・クレープの3種類、クリームはカスタードや黒糖キャラメルなど6種類、ソースは自家製「トロピカル」「ハイビスカスベリー」「シークワーサー」の3種類、トッピングはマンゴーやバナナなどの果物やアイスなど6種類を用意する。

 サイドメニューは十勝産のジャガイモ「マチルダ」を使ったフライドポテト(400円)や「カシューナッツドーナツ」3種類。ドリンク(350円)はベースを炭酸水やカルピスなど3種類を用意し、約6種類のシロップやリンゴジュースなど客の好みに応じて作る。

 オープンからこれまでについて、伊藤さんは人手不足や設備トラブルで思うようにいかず休業した期間もあったが、直売所の買い物ついでに寄ってくれる常連もいる。観光客や中南部からの来店もある」と振り返る。「店名はアイヌ語で笑顔を意味する。お客さんに出来たてのドーナツを提供し、笑顔になってもらいたい。要望を言ってもらえたらできる範囲で沿うので、その時の気分でいろいろオーダーしてほしい」とも。今後については「シュークリームの提供を予定している」と話す。

 営業時間は10時~17時。

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