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オリエンタルホテルで体験型ライトアート クリスタルガラス、光と風で

オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパで開催されている体験型ライトアート「THE INVISIBLE RHYTHMS(インビジブルリズム)」

オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパで開催されている体験型ライトアート「THE INVISIBLE RHYTHMS(インビジブルリズム)」

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 オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパ(名護市)で現在、体験型ライトアート「THE INVISIBLE RHYTHMS(インビジブルリズム)」が開催されている。

体験型ライトアート「インビジブルリズム」の様子

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 展示されているのは、兵庫県淡路市を拠点に活動するアート・コレクティブ「YouRuMaru(ゆるまる)」によるインスタレーション作品。ホテルのロビーとラウンジを会場に「やんばるの自然」をテーマに光と布、風の揺らぎを用いて、時間帯によって変化する光で空間を彩る演出を施す。

 「ゆるまる」による展示は3回目。円形のモチーフやタープを天井からつるし、約300個のクリスタルガラスを配置。そのほか、やんばるに自生する植物をモチーフにした写真をプリントした布を14枚のタープや8本の柱に貼り付けた。

 開催の背景について、同ホテルの金城努さんは「ラウンジが完成した2022年以降、ホリデーシーズンに合わせた独自の表現を模索してきた。昼と夜で印象が変わり、ゆっくり眺めながら過ごせる作品。お茶を飲みながら、ぼーっとできる時間を楽しんでほしい」と話す。

 作品について、2018(平成30)年からライトアートの作品を手がける「ゆるまる」の角理恵さんは「森に満ちる動きや生物の気配など『見えないリズム』を感覚的に体験できる空間を目指したゆるまるで、共に活動する船木傑さんがクリスタルガラスによるプリズム効果に着目し『7色に分かれる光の波長をたどると、なぜ沖縄の空や海が青く見えるのかという自然の仕組みにもつながる。光の屈折や波長の変化をこれまで以上に強調し、視覚を通して自然環境への気付きを感じてほしい』と言っている」と話す。「制作には約半年をかけた。展示したタープの植物の写真は、国頭森林公園やアスムイ(旧大石林山)周辺で2日間かけて撮影した。普段は見過ごしてしまう植物や虫に、撮影を通して改めて気づいた。この空間での時間が、訪れた人の心が『ゆるまる』時間になれば。会話のそばに寄り添うような展示になれば」とも。

 3月31日まで。

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