フィールドツアー「大浦川再生型ツーリズムプロジェクト」が1月27日、「わんさか大浦パーク」(名護市大浦)で開催された。
「大浦川再生型ツーリズムプロジェクト」フィールドツアーの様子
わんさか大浦パークが環境省の「令和7年度良好な水環境保全・活用モデル事業」の一環として行うもので、大浦川流域の保全と地域経済活性化を一体的に推進することが目的。「訪れるほど、自然・地域・人がつながりを取り戻し豊かになる」をテーマにする。
当日は、旅行会社や地元企業、専門家など沖縄県内外から20人が参加。わんさか大浦パーク社長の深田友樹英さんらがマングローブ遊歩道の案内や生息する生物のモニタリング、環境保全活動の紹介を行ったほか、事業を通し造成した「再生型ツーリズム」の紹介や意見交換を行い、協働の可能性を探った。
参加者からは「マングローブ遊歩道散策中に、生き物が土壌や地形を造成していっているという話を聞いて、目を向けていなかった自然が意味あるものに変化した感覚を得られた」「アクティビティーとしてだけでなく、暮らしと自然のつながりを学ぶ探究学習の場として学生に紹介したい」などの意見が寄せられたという。
深田さんは「この地域は豊かな自然やコミュニティーが継承されている一方で、過疎化が進み、コミュニティーの力が弱まると同時に自然や風景を守る力も急速に弱まってきている。再生型ツーリズムを構築することで、コミュニティーと自然を守る力を同時に高めたい」と話す。