デジタル技術体験イベント「TUNAGU CITY(つなぐシティ) 2026 in NAGO」、こども向け職業・社会体験イベント「Out of KidZania in なご(アウトオブキッザニア)」が2月13日・14日、名護市民会館(名護市港)と名護中央公民館で開催された。主催は名護市。
今年で開催4回目となる「つなぐシティ」は、名護市が全国で唯一の「経済金融活性化特区」に指定されていることから、ITや金融関連企業の誘致のほか、名護市が掲げる「スマートシティ名護」の取り組みの周知、暮らしを支える最新のデジタル技術を体験する機会をつくることを目的に企画した。名護市初開催イベントの「キッザニア」は、名護に事業所のある企業が出展した。入場者数は2日間で約3500人。
「つなぐシティ」には、市内外から参加した33の会社と団体による「デジタル体験エリア」を設置。VR体験やプログラミング体験、AIを活用した運動能力測定など、来場者が実際に触れて学べる29ブースを用意した。講演会やトークセッションには、スマートシティ、観光、スポーツ、教育などをテーマに、2日間で計23人が登壇した。14日は、「ジェラードン」「カシスオレンジ」などがお笑いライブ「ワラケンライブinNAGO」を行った。
「キッザニア」では、名護市内の小学1年生~6年生を対象に、医療や金融、インフラ、観光、マスメディアなど名護市内外の19企業がブースを出店し職業体験を行った。「JUNGLIA沖縄」(今帰仁村呉我山)は、来場者にアトラクションを案内するナビゲーター体験、「屋部土建」(名護市港)は測量や墨出し、足場の危険箇所をチェックする現場監督体験などを行った。
名護市内から父親と来場した小学4年生の玉城紅蘭良さんは「キッザニアで生物研究体験をした。顕微鏡で見た花びらをスケッチするのが楽しかった。将来は植物や生物を描く画家になりたい」と笑顔を見せていた。紅蘭良さんの父親の利和さんは「つなぐシティのデジタル体験ブースで子どもと一緒に身体を動かした。家族連れが多く、とてもにぎやかで大人も楽しめた」と話す。沖縄市から来場した小学4年生の宜寿次隼さんは「つなぐシティで、プログラミングされたロボットでボッチャをプレイする『ロボッチャ』を体験し、投げるボールの強さなどを調整する数字を考えるのが難しかった。学校でプログラミングを習っているので、もっと力をつけたい」と話していた。
名護市商工・企業誘致課の金城竜矢さんは「つなぐシティとキッザニア同時開催の相乗効果で来場者数も増え盛り上がった。過去にはつなぐシティをきっかけに名護に進出した企業もあった。これからも沖縄県外の企業に名護市の魅力を知ってもらう機会として継続していきたい」と話す。