個人宅の庭園を一般公開する「宜野座村オープンガーデン2026」が3月7日、宜野座村で始まった。
主催は村内各区の区長や観光協会などで構成する「宜野座村花の村づくり推進協議会」。「訪れた人が心和むような花の村づくり」をテーマに、村全体で美化活動に関心を持ち、地域の美しい景観づくりを推進すること、訪問客の滞在型観光につなげることを目的に、2020年から開催している。
7回目となる今回は、村内の個人宅や区の施設など昨年から5カ所増やして15カ所を公開する。宜野座村観光商工課の上野文乃さんは「今年は2カ所が初公開。宜野座村は各庭園間の距離が近いこともあり、一日で全カ所を鑑賞できるのが特徴。庭園巡りをしながら、村内を周遊し、飲食店や施設、今が旬のイチゴ狩り体験なども一緒に楽しんでもらえる」と話す。昨年の訪問者数は約1500人。
第1回から「庭主」として参加している比嘉正二さんと妻の悦子さんは、約150坪の庭に花や多肉植物や盆栽、樹木など様々な種類の植物を育てる。正二さんは「退職を機に庭園作りを始めて12年。オープンガーデンに参加するようになってからは、盆栽の手入れについてのアドバイスをもらったり、花や木の苗を交換したり、植物について語り合う時間がとても楽しい。公開している植物の中には、なかなか見られない熱帯植物や40年以上育てている樹木などもあるので、いろんな色や形、模様を持った草木を楽しんでもらいたい」と話す。
上野さんは「庭主の皆さんが、庭園の手入れだけでなく、訪問者との交流を楽しんでくれていることでイベントが継続できている。これからも庭主や訪問客の意見を取り入れながら続けていきたい」と話す。「庭主が丁寧に育てた花や草木を鑑賞しながら、ゆっくりした時間を過ごしてほしい。イベントを通して、宜野座村の魅力を発見してもらえたら」と呼びかける。
庭園を鑑賞するには、「道の駅ぎのざ」「タピックタラソセンター宜野座」「松田地区体験交流センター」など村内9カ所で販売するマップ付き鑑賞券(500円)が必要。期間中は何度でも庭園を訪問できるほか、「タピックタラソセンター宜野座」に鑑賞券を持参すると海水岩風呂足湯を利用できる。
公開時間は10時~17時。今月15日まで。