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今帰仁村に自然体験施設「ダヴィンチの森」 利用者自身が課題を設定

利用者が取り組む課題を決めて取り組む「ダヴィンチの森」

利用者が取り組む課題を決めて取り組む「ダヴィンチの森」

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 自然体験施設「ダヴィンチの森」が3月21日、今帰仁村湧川にプレオープンした。

自然体験から学ぶ「ダヴィンチの森」

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 世代を超えて自然環境で学び合うことがテーマの同施設は、子どもから大人までをターゲットに、自然の中で遊びながら利用者自身が課題を設定して学ぶ参加型の学習体験施設。

 主宰は、2年前に東京から名護市に移住した、スキルアップ研修講師の渡辺拓さん。きっかけについて、渡辺さんは「ゼロから森を開拓していく経験を通して、自然の中で主体的に課題を見つけ、解決に向けて取り組む環境が作れると感じた」と話す。

 敷地面積は約150坪。昨秋から草刈りなどを行ってフィールドの整備を進めてきた。現在は、釜戸(かまど)、ロープ用具のほか、手製のブランコやハンモック、ロープはしごを設置する。渡辺さんは「自ら課題を発見する人材を育てる『自然体リーダー研修』などを企画し、発想力やコミュニケーション力を磨くことを目指す」と話す。

 同日開催したイベントには、親子連れなど15人が来場。ハンモックやロープ遊具で自然に触れたり、バーベキューなどを楽しんだりしていた。

 「利用者と一緒に森の開拓を行っていきたい。今後は大人向けの自然体験を展開し、子育て中の親に向けたサービスを充実させていきたい」と渡辺さん。「森に何を設置するかも、利用者の意見を取り入れながら決めていきたい。大人も子どもも学び合う場を作っていきたい」とも。

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