朝食をコンセプトにする「ごはん屋 SABOTEN(さぼてん)」(名護市親川)が3月5日、名護・羽地にオープンした。
場所は「たけちゃん羽地店」跡。地元出身の大城康桐さんと妻・舞さんが夫婦で切り盛りする。康桐さんは同所の隣で約8年間、板金塗装・中古車販売店を営んできたが、1月末で閉業し飲食業に転身した。舞さんは料理を担当する。
康桐さんは「以前から働き方を見直したいと考えていた。飲食をやってみないかと妻から提案され、羽地周辺に食事ができる店が少ないことに気付き、地域で朝ご飯を提供する店として挑戦しようと出店を決めた。約1カ月の準備でオープンにこぎ着けた」と話す。
店内には観葉植物やサボテンを置き、カウンター席3席、テーブル席16席、座敷席12席を設ける。店名は、「いじられキャラ」だという康桐さんが周囲から「仕事さぼってるのか」と冗談交じりに言われることがあったことから付けた。
「朝ご飯を食べたら元気になる」と舞さん。モーニングメニューは、「焼きサバ定食」や「納豆定食」「ハムエッグ定食」などのほか、トーストやオムレツ、コーヒーなどの「モーニングAセット」、ハムエッグをトーストにのせた「モーニングBセット」(以上700円)を提供する。
11時からは、「トンカツ定食」や「チキン甘酢あん定食」(以上950円)、「白身フライ定食」「鶏唐揚げ定食」(以上900円)、「タコライス」(800円)、サラダとナポリタンを付ける「トースト」(500円)など9種類をそろえる。ドリンクメニューは、コーヒー、カフェオレ(以上350円)、ウインナーコーヒー(400円)など。
康桐さんは「オープン当初は右も左も分からず初めて毎日がばたばただったが、少しずつペースがつかめてきた。想定以上の来店があり、若い世代の利用や仕事中の作業着の人も多い。お客さんから『おいしかった、ありがとう』と言われることが、こんなにもうれしいことなんだと日々かみしめている」と話す。
舞さんは「地域の中で、朝ご飯が食べられる店として定着していくために、まずはご飯とコーヒーを飲みながらゆっくり過ごせる店だと知ってもらえたら。夫婦で毎日元気に笑顔でお客さまを迎えたい」と話す。
営業時間は8時~14時。日曜定休。