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名護にホテル「ウンテンイン」 病棟を改装、共有スペースにアート展示も

「好奇心を持って訪れてもらえたら」と話す店主の運天慎吾さん

「好奇心を持って訪れてもらえたら」と話す店主の運天慎吾さん

 ホテル「UNTEN INN(ウンテンイン)」(TEL 092-292-2431)が名護市大中にオープンして1カ月がたった。

ホテル「ウンテンイン」共有スペース

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 元「運天産婦人科医院」の入院病棟だった建物の2階・3階を客室にリフォームした同ホテル。1階ではカフェ「運天食堂」を営業する。

 客室は全21室。2階と3階に一部屋約3坪~24坪の和・洋室を備える。元病室のため、部屋により広さの違いや水道設備の有無があることから、共用のシャワー・トイレを備える。1階のカフェ「運天食堂」は、夜は宿泊者向けのフリースペースとして開放する。

 店主の運天慎吾さんは「両親が運営していた医院は産科診療を2022年に終了した。この建物を残したいという思いもあり、自分からホテル事業を始めたいと提案した。市内のビジネスホテルと比べると部屋数が少なく、同じ土俵で戦うのは難しいため、廊下などの共用スペースが広いことを売りにしたい」と話す。

 コンセプトは「子どもにうまれかわる旅」。「多くの子どもたちが生まれてきた場所。宿泊者には童心に戻ってもらいたいという思いを込めた」と運天さん。ロビーや共有スペースには、チョウや貝殻の標本を並べて博物館のような雰囲気を演出するほか、「スーパーファミコン」やゲーム機なども設置する。廊下には、地元アーティストによるワイヤアートや彫刻、羊毛フェルトの動物作品などを展示する。CDプレーヤーも置き、運天さんが集めたCDを自由に聞けるようにした。

 運天さんは「私の趣味の物や好きな物を並べた。鹿の角でできたシャンデリアやスカルの形をしたドアノブなど、好みが分かれるインテリアもあるが面白がってもらえたら。現在利用の半数を占める外国人宿泊者からは『インテリアが面白い、見応えがある』との声もある。子どものころに感じた、何かを発見するようなワクワクした気持ちを感じてもらえたら」と話す。

 宿泊料金は1室=9,900円~。

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