名護漁港構内(名護市城3)で11月26日、「秋の大花火大会」が開催された。
7月30日・31日の開催がコロナ禍で中止となった「名護夏まつり」の代替イベントとして4カ月越しで実施した同イベント。夏祭りでは両日打ち上げの予定だった発数を1日に集約して開催した。
2年ぶりの開催について、名護商工会担当者は「今夏『名護夏まつり』は開催予定だったが直前で中止となったこともあり、秋には何かしらのイベントができればと考えていた。感染状況が落ち着くのを見計らい、今回のタイミングで実施することができた」と話す。
天候に恵まれた当日は、30分間にわたって2500発が夜空に打ち上げられ、市民らからが歓声を上げた。漁港内に飲食店の出店などはなかったものの、会場や周辺の海沿いでは各自で準備したフードやドリンクとともに思い思いの時間を過ごした。
「市民からの要望も多く、どうにかしてできないかと模索してきた。念願の開催。多くの人が笑顔になってもらえてうれしい。来夏は『名護夏祭り』でまた、花火を上げることができれば」と担当者。