自然体験アクティビティーの提供拠点「どきどきヤンバルンチャー名護店」(名護市中山、TEL 050-3595-7515)が名護にオープンして3カ月がたった。
運営は、自然アクティビティーのプログラムを展開する「沖縄どきどきツアーズ」(宇茂佐の森3)。「楽しみながら自然を学ぶ」をコンセプトに、「バギー体験」「ジップライン体験」などを提供する。同店は、「糸満店」「東村店」に次ぐ3店舗目として、1月20日にオープンした。
同店が提供する90ccの小型バギーを運転して山を走ってもらうアクティビティー「ジャングルバギー」では、コースをあえてオフロード風にすることで「自然の魅力を体験できるようにした」と同店マネジャーの中原優一さん。山中に設けたバギーを降りて山歩きできるポイントでは、季節ごとの植物や花を鑑賞できる。
オープンからこれまでの様子について、中原さんは「オープン当初は集客に不安があったが、閑散期を感じることなく、毎日客足が途絶えずありがたい。6割が県外からの観光客だが、2割は県内客。海外からの観光客もいて、世界自然遺産に登録されたやんばるの自然への関心の高まりや、コロナ禍を経て観光客の戻りを感じている」と話す。
今後について、中原さんは「中山エリアはゴーヤの産地でもあるので、地元の農家とも連携して農業見学などのオプションツアーも行うことができれば。地域とも連携しながら、やんばるの自然の良さを伝えていきたい」とも。
営業時間は9時~18時。ジャングルバギーの料金は1時間=6,500円。アクティビティーは1日に3回行い、1日約20人まで受け入れる。雨天決行。受け付けは「沖縄フルーツランド」駐車場で行う。