名護の動物テーマパーク「ネオパークオキナワ」(名護市名護、TEL 0980-52-6348)で4月29日、企画展「琉球金魚伝説 せかいの金魚展」が始まった。
初開催する同展は、アクアリウムプロデューサーでUWS ENTERTAINMENT(東京都江戸川区)代表の宮澤雅教さんが手がけるもの。横浜や東京・お台場、名古屋などに次ぐ全国5カ所目として行う。
同展では「沖縄の海の中の竜宮城」をテーマに、沖縄由来だという30種類700匹の金魚を展示する。首里城を竜宮城に見立て、音や光・スモークで演出し、200坪の空間に「琉球紅型(びんがた)写真」「琉球紅型写真」「雅 琉球竜宮盆栽」「琉球金魚伝説」の4つのゾーンを展開。色鮮やかに非日常の空間を表現した。
宮澤さんは「かねて沖縄で開きたいと思ってきたので、今回、念願がかなった。琉球王国も意識しながら沖縄らしい展示に仕上がった。アートな異空間を体験してほしい」と来園を呼びかける。
ネオパークオキナワの土井晃支配人は「コロナ禍も落ち着き、ゴールデンウイークに多くの来園客を見込んでいる中、目玉となる企画ができればと思い、宮澤さんに声をかけた。昨年のゴールデンウイーク期間中には2万~3万人の来場があったが、今年はそれ以上の人出を期待している」と話す。
開園時間は9時30分~17時30分。入場料は、大人(中学生以上)=1,500円 子ども(4歳~小学生)=1,200円。9月24日まで。