「第103回全国高校ラグビー大会」に出場する名護高校（名護市大西）の初戦が12月28日、東大阪市花園ラグビー場で行われ、福島県代表の松韻福島に勝利した。 　名護は前半4分、キャプテンの屋部が敵陣30m付近からペナルティーキックを成功させ3点を先制。同13分には、敵陣ゴール前にモールを形成してそのまま押し切り、前川のトライで5点を追加。 　同21分には、「高校ジャパン」候補の宮里が敵陣10メートルからのキックを直接キャッチしそのままトライ。その後、コンバージョンキックを決め7点を追加。同22分には、またも宮里が自陣22メートルから個人技でフィールドを駆け抜けてトライ。コンバージョンキックが決まりを７点追加。同26分、前川がボールを奪い知念へとつないでトライし、5点追加。 　松韻福島は前半終了間際に、得意とするドライビングモールからトライとコンバージョンキックも沈め７点を返した。 　前半を27対7名護の20点リードで折り返した。 　後半9分、松韻福島の渡邉がインターセプトからのトライ。コンバージョンキックが決まり7点を返す。名護は同12分、敵陣22メートル付近のスクラムから前川へ繋ぎトライで5点追加。後半23分、自陣深く中本のオフロードパスを受けた宮里が豪快に走り抜けトライ。コンバージョンキックが決まり7点を追加した。同26分にはまたも宮里のトライでコンバージョンキックが決まり、7点を追加した。 　試合結果は46対14で名護が松韻福島に勝利した。 　2回戦に進んだ名護は、今月30日14時30分から徳島県代表の城東高校と対戦する。