ネコイベント「YAMBARU CAT FESTIVAL 2025(ヤンバルキャットフェスティバル)」が2月15日・16日、「大宜味村立旧塩屋小学校体育館」(大宜味村塩屋)で行われる。
保護猫活動を行う市民団体「にゃんばるわんばる」が「道の駅おおぎみ」で毎月行っている保護猫譲渡会と、現在村内で開催中の「やんばるアートフェスティバル」とコラボ企画した同イベントは今年で3回目。
2日間にわたり、保護ネコの譲渡会やネコをテーマにしたマルシェ、やんばるの捨てネコの現状周知、ネコの飼育方法についての啓発などを展開する。
譲渡会は「にゃんばるわんばる」と名護市を中心活動する動物愛護団体「cats4.nago」が共同で行う。当日ネコの譲渡を希望でき、譲渡条件などを確認し、設けたトライアル期間をクリア後にネコを正式譲渡する。そのほか、「ネコグッズドネーション」として家庭で不要になったゲージやキャリーバッグ、トイレグッズ、エサなどの寄付を受け付けるほか、飼い猫の悩みなどを相談できる「ネコのお困りごと相談所」ブースを設ける。大宜味村が制作する保護猫啓発ポスターのパネル展示も行う。
マルシェでは、沖縄県内で活動するハンドメード作家や北部を中心とする飲食店など16店が出店し、ネコをモチーフにしたハンドメード作品などの販売や、スコーン、田芋パイなどの焼き菓子、ジャークチキンやコーヒーなどのドリンクやフードメニューの販売を行う。
イベントスタッフの秋葉麻実さんは「北部の山などにネコが捨てられている実状があり、それによって、ネコがやんばるの自然や動植物を荒らしている。人間の都合で捨てられたネコたちの存在を知ってほしい。ネコに寄り添う1日になれば。やんばるアート展と合わせて立ち寄ってもらえたら」と話す。
開催時間は11時~17時。入場無料。