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名護で「福祉祭り」 福祉事業者40社が出店

(左から)「イベントを通じて福祉を身近に感じてもらえたら」と話す野原会長と親川翔さん

(左から)「イベントを通じて福祉を身近に感じてもらえたら」と話す野原会長と親川翔さん

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 名護市社会福祉協議会が3月8日・9日、恒例イベント「第35回 名護市福祉まつり」を名護市民会館で開催する。

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 初開催の1986(昭和61)年6月から毎年2日間で約3000人が来場し、名護市の春の恒例イベントの一つとなっている。

 今回は、市内の福祉事業者を中心に約40の団体が出展。高齢者福祉や障害者福祉、児童福祉に関わる事業所が、各所の取り組みを紹介するとともに、地域福祉への周知や理解を呼びかける。

 屋内では福祉施設や事業者の取り組みを紹介するパネルなどで展示し、屋外の中庭では、事業所が制作したハンドメード作品やパンなどの飲食物の販売や、福祉車両や電動車いすの体験コーナーを開く。ステージイベントでは、8日には名護市内の9保育園の園児らが遊戯などを披露するほか、9日には沖縄県内で活動するタレントの魅川憲一郎さんや大道芸人の「けんぢ」さんがパフォーマンスを行う。

 グルメコーナーではキッチンカー4台が出店するほか、市民生委員児童協議会が焼き芋の販売も行う。

 名護市社会福祉協議会の野原健伸会長は「子どもから高齢者までが楽しめる内容となっている。孫や子どもの出演をきっかけに家族三世代で訪れる来場者も多く、地域とのつながりを強める場として、地域や関係者の理解と協力のもと、改善を重ねながら続けてきた歴史ある祭り。より多くの人に福祉について知ってもらいたい」と来場を呼びかける。

 開催時間は、8日=13時~17時、9日=10時~16時。

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