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名護・宇茂佐の森の洋菓子店「ボンシャンス」がオープン15周年

「お客さまやスタッフに助けられてきた15年間だった」と話す店主の仲里さん(右から2人目)

「お客さまやスタッフに助けられてきた15年間だった」と話す店主の仲里さん(右から2人目)

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 洋菓子店「Patisserie Bonne Chance!(ボンシャンス)」(名護市宇茂佐の森、TEL 0980-43-8998)が8月15日、オープン15周年を迎えた。

看板メニューの「アップルパイ」

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 福岡県や佐賀県内の洋菓子店で18年間の修業を積んだ名護市出身の仲里敦宏さんが2008(平成20)年に出店した同店。

 仲里さんは「老若男女を問わず、甘いものが苦手な人にでも食べてもらえるケーキをコンセプトに、食べやすさや口当たりの良いスイーツを提供している。これまであっという間の15年間で、いつの間にか大きな節目を迎えていた。当初はとにかくおいしい物を作ることしか考えておらず、商品開発に苦労した」と振り返る。

 オープン3年目には、ザクザク食感のパイ生地に酸味のある素焼きリンゴが特徴で現在看板メニューとなっている「アップルパイ」(1,800円)を進物用として開発した。「開発に2年間かかったl(仲里さん)というチーズケーキ「森のチーズ」(2,100円)は現在、週末は製造が追いつかないほどの人気商品となっている。

 3年前には屋外テラスを改築し、フリーWi-Fiや電源コンセントを備えるカウンター席8席とテーブル席6席のカフェスペースを設置。コーヒー(300円~)や「自家製レモンシロップのスカッシュ」(500円)などのドリンク類を販売する。

 仲里さんは「店の周辺は15年の間に住宅やマンションがたくさん建って地域の事情も変わり、時代に応じてお客さまの味の好みも変化してきた。沖縄県本島中南部エリアなど遠方からの来店もある。これからも質を落とすことなく、変化に対応しながらこだわりを持って現場に立ち続けたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~18時。火曜、第3月曜定休。

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