朝ごはん専門店「シママースとあさごはん」が2月26日、名護市東江にオープンした。

提供する「シママースと16品目のあさごはん」

　ラーメン店「かいしんのいちげき！」の店舗で、午前中に営業する同店。運営はカフェやパンケーキ店なども運営する「おいしいおきなわ」（恩納村瀬良垣）。

　席数は、カウンター＝6席、テーブル＝16席。提供するのは、「シママースと16品目のあさごはん」（2,400円）で、「シママース本舗」の名称で塩をブランド展開する「青い海」（糸満市西崎）とコラボして提供する。

　同社の田中裕人社長は「シママースを使った塩ラーメンを開発したことがきっかけで、シママースのおいしさをもっと多くの人に届けたいと、シママース本舗さんと協議を重ねてきた。店が稼働していない朝の時間帯の有効活用もできることから、営業することにした」と話す。

　「シママースと16品目のあさごはん」は、シママースの塩を使ったおむすびやみそ汁「かちゅー湯」、野菜を多く取り入れたプレート。野菜は北部産を中心に使う。田中さんは「栄養バランスと見た目の色合いにもこだわった」と話す。

　ターゲットは観光客と地元客の両方で、家族連れの来店を想定する。「塩の魅力を味わって知ってもらい、家庭でも取り入れてほしい。小さなお子さんを持つお母さんにもファンになってもらいたい」と田中さん。オープンからこれまでについて、「想定外に男性の1人客が多く、朝の時間をゆっくりと過ごす人が目立つ」という。

　営業時間は7時～10時。