
名護市港区で3月8日、今年もカンヒザクラの植樹活動が行われた。
同活動は、コミュニティーラジオ局「FMやんばる」(名護市宮里1)主催する「未来にさくら大“咲”戦!~共にさくらを育てましょう~」の一環として実施されたもの。市街地の桜が老木化し、名護市内の桜の本数が減少していることを受け、地域貢献の一環として2018年からチャリティーで行っており、今年で8回目となる。
当日は市内企業の関係者や地域住民など8人が参加。名護市港区公民館近くの国道58号線沿いにある街路樹群の一角に、カンヒザクラ4本を植樹した。
FMやんばるの下地達也局長は「『名護さくらの会』や地域の皆さんの協力をいただきながら続けている取り組み。例年4本ずつ植えており、最初に植えた桜は毎年花を咲かせている。今日は肥料を施したり、植樹場所の整備を行う育樹活動の日に合わせて行った。無事に育って花を咲かせてほしいという気持ちで植樹した」と話す。
「未来の子どもたちに桜を残したいという思いもあり、地域とともに取り組んできた。植樹する人や桜を愛する人を増やしながら、来年以降も継続したい」とも。