
イベント「熱気球の搭乗体験」が4月19日・20日、古宇利島橋詰芝生広場(今帰仁村古宇利)で行われる。
主催は複合商業施設「古宇利島の駅ソラハシ」(同)。同施設代表の玉城勇人さんは実施のきっかけについて「自分が海外や北海道などで熱気球に乗った時に感じた独特の浮遊感や素晴らしい景色がずっと心に残っていた。施設では毎月お客さまに楽しんでもらえるイベントを行っているので、ソラハシでも皆さんに熱気球を体験してもらいたいと昨年7月ごろから関係団体などと連絡を取り合い実施にこぎ着けることができた」と話す。早朝に気球を上げ、今回が初の試みとなる。
19日には、ロープで固定した熱気球に搭乗してもらう係留搭乗を行う。当日の気候や参加人数によって搭乗時間などは変わるが、搭乗してから地上に下りてくるまで約7分間の体験を予定する。
20日には、熱気球の仕組みや飛行原理を学ぶ座学や、実際に熱気球を組み立ててもらう「熱気球教室」を開く。熱気球がバーナーで膨らむ様子を間近で見学できるほか、天候次第では搭乗体験を行い、熱気球の片付けまでを参加者に行ってもらう。
玉城さんは「4月は風も強くなく梅雨入り前で熱気球にとっては良い季節。普段間近で見ることができない熱気球を楽しんでもらえる貴重な機会なので、ぜひ気球から見る海ややんばるの森の景色を楽しんでもらいたい。組み立ての工程や空に上がる仕組みなどを知って熱気球の面白さを身近に感じてもらえたら」と話す。
両日とも6時30分開始。参加費は、19日=2,000円(小学生以下は1,000円)、20日=3,000円(同2,000円)。定員は、19日=100人、20日=40人。申し込みはインスタグラムで受け付ける。3月31日まで。