レストラン「OCTO kourijima（オクトー コウリジマ）」が今帰仁村古宇利にオープンして1カ月がたった。

島タコの足1本を使ったパエリアも

　「ダイワロイネットホテルズ」のホテル「BATON SUITE（バトンスイート）」出店に合わせ、同ホテルの敷地内にオープンした同店。運営は、レストラン「MOSS okinawa」（那覇市牧志）と「CROSS 47」（那覇市安里）を展開する「THE CROSS」（那覇市安里）。沖縄県内3店舗目として出店した。

　「沖縄県産食材をメインに、全国から取り寄せる食材で作る地中海料理」をコンセプトに、グリル料理を提供する。店舗面積は約30坪。席数は、テーブル席26席、カウンター席6席、テラス席30席。店内は、茶色を基調に「モロッコと大地」をイメージした空間を演出する。

　料理は、沖縄県産食材に、全国の漁師などから直接仕入れる海産物をかけ合わせ、炭火などで調理を行う。ピザはイタリア出身のピザ職人が焼き上げるほか、パスタは横浜から移住したパスタ職人が店内で手打ちした物を使う。

　メニューは、炭焼き料理「沖縄県産和牛炭火焼き」（5,200円～）、「沖縄県産やんばる鶏炭焼き」（2,800円～）、「本日の鮮魚の炭火焼き ブイヤベースのソース仕立て」（3,200円）、「マルゲリータ」（1,800円）や「ジェノベーゼ」（2,400円）などのピザ、「古宇利島生アーサのボンゴレビアンコ」、沖縄県産セーイカを使った「漆黒のイカ墨 イカ墨のタリオリーニ」（以上1,800円）、タコの足1本を入れた「島タコとサルスエラのパエリア 島ニンニクのアイオリ」（4,800円）などのパスタを用意する。

　ランチタイムは、パスタまたはピザに、サラダ、スープなどを付けたセット「ピザorパスタセット」（2,300円～）、メインが選べる「メインセット」（3,000円～）、パスタまたはピザ、メインなどを付けた「フルセット」）（5,000円～）を用意する。

　調理長の福島信幸さんは「旅行者の来店をメインに、ディナータイムはほぼ満席が続いている。一見敷居が高いように思われがちだが、ランチにも力を入れているため、地元民も気軽にドライブがてら立ち寄ってもらえたら。5月中旬からはテラス席を開放しカフェ営業を始める予定。旅行者と地元民が交流できるような店にしたい」と話す。

　営業時間は、12時～15時、17時～21時。