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本部・伊豆味に海鮮食堂「海喜食堂」 県産魚で定食や丼もの提供

店主の屋部海斗さん

店主の屋部海斗さん

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 海鮮食堂「海喜(みき)食堂」(本部町伊豆味、TEL 080-6497-1571)が7月1日、オープンした。

本部「海喜食堂」の看板メニュー

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 店主は、南城市のマグロ丼専門店「つなや食堂」で店長を務めてきた南風原町出身の屋部海斗さん。古宇利島のホテルレストランに勤務した経験から北部の環境が好きになったという。「幅広い人に来てもらえ、にぎやかな雰囲気でお客さまを迎えられる食堂を開きたい」と独立開業した。

 提供するのは、恩納村の知人漁師から仕入れた鮮魚や市場「泊まりいゆまち」(那覇市)や「結丸水産」(那覇市)から買い付けるマグロなどを使った定食。店内は、倉庫だった場所をDIYで改装し、木目を基調に仕上げた。店舗面積は約40坪。席数は、カウンター席=5席、テーブル席=12席、座敷席=18席。地元客をメインに据える。

 メニュー数は12種類。看板メニューは、いずれも県産魚を使う「アクアパッツァ定食」「ガーリックバター定食」(以上2,500円)。自家製のだしを使って調理する。だしには魚のあらや野菜、ワインを使う。たれにマグロとオクラを漬け込んだマグロ丼「うちなーポキ丼」(1,600円)のほか「生マグロ丼定食」(1,800円)などもそろえる。

 オープンからこれまでの様子について、屋部さんは「開店直後から客足は絶えず、オープン時間に行列ができており、10組以上が並ぶ日もある。提供時間やメニュー構成は毎日見直しを重ね、席数も6席減らした」と話す。今後については、「魚の仕入れが難しい日は休業し、質にも妥協せずにいたい。数より満足度を大事にしたい。8月ごろから朝食営業を始めたい。元気に声を掛けながら活気ある雰囲気で営業し、遠回りしてでも気軽に何度も来てもらえる店にしたい」と意気込む。

 営業時間は11時から16時。

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