
カフェ・サウナ・宿泊の複合施設「森の巣箱」(今帰仁村湧川)が8月1日、オープン3周年を迎えた。
羽地内海を見渡す高台にある同施設のコンセプトは「大人の秘密基地」。2022(令和4)年、宿泊施設運営などを手がける「はまか」(東京都墨田区)が営業を引き継ぎ、サウナを新設した。カフェは刷新した。
これまでの3年間について、同社の佐藤雄治さんは「非日常を感じてほしいと地中海料理を提供している。来店客の割合は観光客が6割で地元客が4割。外国人観光客や米軍基地で働く人も目立つ」と話す。
地中海料理は、「フムスと彩り野菜の黒パンサンド」(1,100円)のほか沖縄県産野菜と自家製ソースを使ったプレート料理「フムスと7種の副菜をオーツ麦の生地で」(1,500円)など。「前菜盛り合わせ」(1,280円)、「トスカーナフライドポテト」(900円)、「やぎチーズのオイル漬け」(980円)、「フムスとパン」(700円)、「バスクチーズケーキ」(800円)などアラカルトも用意する。ドリンクは、グラスワイン(900円や、ビール(900円)、メスカル(1,000円)、ソフトドリンク(500円~)を提供する。
サウナは、グループ当たり3時間の貸し切り制で営業する。水風呂は13度にしており、冷た過ぎることない温度にすることで外気浴を楽しめるようにしたという。料金は1万2,000円。要予約。
宿泊施設は1日1組限定の1棟貸し(3万円~)で定員は大人4人。
今後について、佐藤さんは「施設全体のグレードアップを目指している。当店の売りの一つの景観を楽しみながらそれぞれの利用シーンでゆっくりと過ごしてもらえるようにさらに頑張りたい」と意気込む。
営業時間は11時~19時。水曜定休。