
流しそうめんイベント「4区子供会 合同夏休みそうめん流し」が8月10日、名護・山入端地区会館(名護市山入端)で行われた。
山入端区・中山区・旭川区・勝山区の区長らと「山入端区子ども会連盟」が主催した同イベント。4区が共通して小規模学区内であることを背景に「学区を超えて夏休み中の子どもたちが仲良くなれるように」と初の試みとして行った。
当日は、子どもたちや保護者ら約50人が参加。子どもたちは、歓声を上げながら水のスピードに乗って勢いよく流れるそうめんをつかもうと箸を使い、夏の風物詩を楽しんだ。このほか、水を掛け合う「水鉄砲陣取りゲーム」をチーム戦で行い、晴天の下汗を流した。
参加した安和小学校5年生の比嘉蒼翔(そうど)さんは「そうめんがおいしくて、とても楽しかった。水鉄砲も楽しみで自分で持ってきた」と話す。仲地利騎さんは「区の子ども会のイベントのときは、いつもビーチクリーンがあるので、今日も朝から参加してこちらに来た。小学校以外でもこうやって皆と遊べて、一日通して楽しかった」と話す。
「子どもたちが楽しむ様子を思い浮かべながら、使う道具の準備を進めてきた。思い切り楽しむ姿を見せてくれてとてもうれしい」と勝山区の岸本一郎区長。中山区の川野圭輔区長は「各区の子どもたち同士で交流を持って、友達を作れたらいいと思う。子どもたちや保護者が自身の住んでいる区や地域に目を向けてくれるようになれば」と話す。