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オリエンタルホテルが中華料理店「琉華邦」 夏季限定、火鍋目玉に

「地元の食材を楽しんでほしい」と統括料理長の島袋さん

「地元の食材を楽しんでほしい」と統括料理長の島袋さん

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 「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ」(名護市喜瀬)が現在、中華料理レストラン「琉華邦(りゅうかほう)」を期間限定で営業している。

期間限定の中華料理レストラン「琉華邦」が提供する火鍋

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 統括料理長の島袋豪さんが手がけ、夏の沖縄食材を生かした「琉球中華」をコンセプトに料理を提供する。コロナ禍で閉店した同店を昨冬に期間限定で営業した際に好評だったことを受け、今回の夏季営業を決めた。

 目玉は火鍋で、ブランド鶏のやんばる地鶏を使い8時間煮込むパイタンスープと、ナツメや唐辛子を使った麻辣(マーラー)のスープ2種類を用意する2食鍋。野菜は、名護市内の農家から直接仕入れるモロヘイヤや花ニラ、ツルムラサキ、アカウリ、地元産のキノコを使い、肉は沖縄県産豚、魚はセーイカやスズキなどで用意する。1人前の価格は5,500円。

 薬膳について学んできたという島袋さんは「薬膳の考え方を取り入れつつも生薬は多用せず、野菜をおいしく食べてもらうことに重きを置き、体を冷やす夏野菜と体を温めるスープのバランスを取って食材の組み合わせによって薬膳としての良さが引き出されるようにした」と話す。

 このほか約30メニューを用意。「棒棒鶏(バンバンジー)」(2,300円)や「マーボー豆腐」(1,800円)、「エビのマンゴーマヨネーズソース」(3,200円)、「県産和牛のオイスター炒め」(3,500円)、「近海魚のねぎしょうが炒め」(2,800円)、「県産島豚の窯焼きチャーシュー」(2,300円)などを提供する。

 同ホテルマーケティング室の堀堅士郎さんは「地産地消も意識している。本格的な夏の中華を味わってほしい」と話す。

 営業時間は18時~22時。9月30日まで。

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