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名護・宇茂佐の森に鍋居酒屋「沖ちゅら」 地元食材の「一人鍋」提供

「好みの鍋を年中楽しんでほしい」と店主の知念さん

「好みの鍋を年中楽しんでほしい」と店主の知念さん

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 「鍋居酒屋 沖ちゅら」(名護市宇茂佐の森2、TEL 090-3790-7856)がオープンして3カ月がたった。

「鍋居酒屋 沖ちゅら」が提供する鍋料理

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 住宅街の一角に開いた同店。店舗面積は16坪。席数は、カウンター=6席、テーブル=18席、座敷=8席。壁には折り鶴の模様をあしらい、店内は木目調で和風。地元食材を使った「一人鍋」を看板に提供する。

 運営するのは、市内・緑街でそれぞれにバーを営む知念大輔さんと島袋凌さん。知念さんは「バーに続き居酒屋を開きたいと思っていた。地元の先輩の島袋さんに相談したところ、一緒にやってみようと始めることにした」と話す。鍋をメインに据えた理由については「鍋が年中食べられる居酒屋が名護では少ない。一人で食べられたり、グループでの食事でもそれぞれに好きな鍋を食べられるスタイルがあればいいなと思った」と話す。

 看板メニューの鍋は、9種類のスープから選べるのが特徴。スープは「鶏ガラ」や「焼きあご」、「キムチ」「麻辣(マーラー)」、「ごま豆乳」などで、具材は、鶏肉や豚肉、白ネギ、白菜、えのきなど8種類を基本具材として用意する。価格は1,200円。トッピングには、生卵や水ギョーザ、エビ、アンコウ、ホタテ、シメのうどんなどもそろえ、好みの鍋にできるようにした。食材はやんばる産の野菜を取り入れるほか、鶏肉は市内のハイケイ専門店から仕入れる。

 一品料理は「有頭エビ カダイフ揚げ」(650円)や「お手製カキフライ」(800円)、「地鶏のタレ焼き」(580円)などのほか「ラフテー」(650円)、「ゴーヤーチャンプルー」、「蒸し鶏のおろしポン酢」(750円)、「白子ポン酢」(800円)など約30種類。ドリンク類は、ビール(570円)やハイボール(620円)、酎ハイ(520円)、泡盛(450円)など約40種類。

 オープンからこれまでの様子について、知念さんは「知人や近所の人の来店が中心。バーとは違う居酒屋経営の難しさもあるが、まだまだこれから。店を知ってもらえるように力を入れて、家族連れが気軽に食事利用で来てもらえるようにしていきたい」と話す。「気軽に来てもらえる地域に愛される店にしていけるように頑張りたい」とも。

 営業時間は17時~24時。火曜定休。

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