スタートアップ支援セミナー「ビジネスアイディアを見える化しよう!~リーンキャンバスの書き方~」が5月16日、名護のコミュニティーパーク「coconova(ココノバ)」(名護市宮里)で行われる。
創業後3年以内の事業者や創業予定者などを対象に、沖縄ITイノベーション戦略センター(那覇市銘苅2)が主催する同セミナー。沖縄県の「オープンイノベーション創出促進事業」の一環で、毎年県内各地で行い、今年で5年目の実施となる。ITを活用したビジネスアイデアをコンセプトにする。
当日は、同センタースタートアップセクションの兼村光さんを講師に、スタートアップのビジネスモデルを可視化するリーンキャンバスを使ってワークショップを行い、アイデアを整理することで最小限のリソースでアイデアの価値を検証することに焦点を当てる。
併せて、県が現在公募している「ITスタートアップ補助金」の説明会も行う。ITを使った製品やビジネスプランの検証や市場調査・トライアルに活用できる補助金で、事業化まで同センターが支援を行う。採択されると、対象経費の最大80%まで最大100万円の補助を受けることができる。
同センタープロジェクトマネジャーの又吉演さんは「今回、大学や高専もあり、観光地でもあることから、ポテンシャルの高さに期待して名護で開くことになった。法人や個人、学生や社会人を問わずに参加してもらえるので、アイデアが何かある人にはぜひ参加してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は14時~16時。