本部町の「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」(本部町瀬底)で5月12日、「BNI沖縄リージョン」による異業種交流会が行われた。
2019年6月に発足した、沖縄県内の異業種のビジネスマンによるネットワーク「BIN沖縄リージョン」(浦添市牧港5)が初開催した同イベント。「沖縄のビジネスの在り方を変える」をコンセプトに、県内の経営者・事業者が、自社の事業発展や沖縄経済への貢献を考えることを目的に行われた。
当日は、県内から160人以上が参加。「プレゼンテーション」を題材にしたフォーラムを行ったほか、参加者による事業内容のプレゼンテーション、異業種間での意見交換なども行われた。
開催のきっかけについて、同会の座間味洋次エグゼクティブディレクターは「やんばるエリアは、2025年に新しいテーマパークの開業を控えるなど、全国的にも注目されており、経済発展のポテンシャルがある。コロナ禍で定例会やフォーラムなどがオンラインになっていたが、落ち着いてきたタイミングで開催を決めた」と話す。
「沖縄は経済所得が全国ワーストだが、異業種間でビジネスの輪を広げて協力し合うことで、地域経済も活性化し発展につながる。今後も、沖縄への貢献をモットーに地域経済の発展を考えていければ」とも。