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ネオパークオキナワで夏季企画「夜のどうぶつ園」 飼育員によるガイドも

夜の「ネオパークオキナワ」の「トートの湖」の様子(写真提供=ネオパークオキナワ)

夜の「ネオパークオキナワ」の「トートの湖」の様子(写真提供=ネオパークオキナワ)

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 名護の動物園「ネオパークオキナワ」(名護市名護、TEL 0980-52-6348)で6月2日、ナイトツアー企画「夜のどうぶつ園inネオパークオキナワ2023」が始まった。

昼間とは異なる顔を見せる動物たち

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 沖縄県本島北部・やんばる地域の自然を生かし、約22ヘクタールの広大な敷地で、約100種類の動物を展示する同園。園内の約1キロのコースを歩きながら、動物を間近に観察することができるのが特徴。

 同ツアーは、夏の観光シーズンに合わせた夏季企画として昨年に引き続き行う。今年は同園の飼育員がガイドとなり、園内を巡りながら昼間には見られない動物の様子や生態を紹介する。

 ツアーでは参加者に探検気分で散策してもらおうと、1人1台ライトを渡し、真っ暗な園内を案内する。昼間は湖周辺を自由に歩き回る鳥たちが木の上で寝ている様子や、昼間に寝ている時間が多いという夜行性の「スナネコ」が参加者のライトに寄ってくる様子などを見られる。

 ツアーではこのほか、夜行性の「ビントロング」に果物を与える「エサやり体験」、コースに展示していないバックヤードの動物見学などを行う。

 同園動物管理部の井原大熙さんは「家族連れを中心に、地域の方にもお越しいただいている。日ごろから動物の体調には気を付け、声かけをしながら愛着を持って飼育している。個体ごとに性格も違うので、飼育員目線で当園の魅力を紹介したい」と話す。

 「飼育している動物のほかにも、天然記念物のクロイワトカゲモドキやクワガタなど沖縄ならではの生物も見いる。普段は見られない夜の動物の様子を通じ、沖縄の自然を体感してもらえたら」とも。

 開催時間は月曜・水曜・金曜・土曜=19時30分~20時30分。料金は、大人(中学生以上)=3,500円、小人(4歳~小学生)=2,500円。事前予約制。9月30日まで。

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