食べる

名護の「やんばるレストラン58」が3周年 地元の支えでコロナ禍乗り越え

国道58号沿いの「やんばるレストラン ステーキ&シーフード58」

国道58号沿いの「やんばるレストラン ステーキ&シーフード58」

  • 0

  •  

 名護のステーキ店「やんばるレストラン ステーキ&シーフード58」(名護市名護、TEL 0980-43-5892)が6月20日、3周年を迎えた。

「やんばるレストラン ステーキ&シーフード58」が提供する料理

[広告]

 国道58号沿いに、ステーキと浜焼きなどの海鮮メニューを提供するレストランとして2020年にオープンした同店。席数は100席。人目を気にすることのないようにと、テーブル席と掘りごたつ席を半個室風のボックス席にしている。

 3年間を振り返り、店主の金城文子さんは「コロナ禍でのオープンだった。ステーキは沖縄の食文化なので、カジュアルに食べてほしいと開業したが、2カ月もたたずに緊急事態宣言が発令され、試行錯誤しながらテイクアウトを中心に営業する日々だった」と振り返る。

 オープンから数カ月後には、店に隣接するスペースに軽食店もオープンし、タコライスや天ぷらなどのテイクアウト販売も始めた。金城さんは「当初見込んでいた観光客の来店もなく、どん底からのスタートだったが、地元の人のおかげで乗り越えることができ、やっと思い通りに営業できるようになってきた。お客さまからの『ありがとう』に元気をもらってきた」と話す。

 地元客にも人気というメニューは、「リブロースステーキ」(2,800円)や「ヒレステーキ」(2,500円)、「さいころステーキセット」(2,000円)などで、市内の名護漁港から直送するという海鮮メニューは、「伊勢海老(えび)ウニソース焼き」(2,500円)や「牡蠣(かき)やかん蒸し」(1,200円)、えびやサザエなどを付けた「貝の浜焼きセット」(1,800円~)、「まぐろユッケ」(650円)などをそろえる。

 1グラム11円の「ティーボーンステーキ」や1キロの「トマホーク」(1グラム10円)も提供するほか、ランチタイムには「チャップステーキ」(1,400円)、「とんかつ御膳」(1,500円)や「まぐろ丼」(1,000円)、「唐揚げ定食」(700円)なども用意する。客単価は、ランチタイム=1,500円、ディナータイム=2500円。

 金城さんは「これからは支えてもらった恩返しの気持ちで頑張りたい。北部エリアでの店舗展開も視野に、三世代で来てもらえる店を目指したい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時30分~21時(ランチタイムは15時まで)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース