オープンイノベーションセンター「Nago Acceleration Garage(ナゴ アクセラレーションガレージ)」(名護市大中1)が名護市産業センター内にオープンして、7月30日で2カ月がたった。
名護市が掲げるスマートシティーの実現に向けて、アイデアの創出や産官民のコラボや新規事業の創出支援の場として、「人財育成・産業創発の拠点」をコンセプトに5月30日にオープンした同施設。運営するのは、総合コンサルティング業の「KPMGコンサルティング」(東京都千代田区)。
87坪の施設内に最大100席を設ける。ハンモックを設置する「キャンプエリア」や「ソファエリア」「窓際エリア」「畳エリア」など場所により雰囲気を変えるほか、個室2部屋も設ける。
同施設では、ビジネスマンや学生など、ビジネスアイデアを持つ人が自由に交流できる場として、7月からコワーキングスペースとしての開放も開始。そのほか、名護市が推進する「名護スマートシティ推進協議会」コンソーシアムのワークショップやセミナーも開いていく予定。
同社マーケティング&コミュニケーションの佐久間真由美さんは「ここに来たらビジネスのアイデアが得られるような場として、東京などともオンラインでつなぎ、リアルでもオンラインでも交流できるような場所にしていきたい」と話す。
街の活性化を自らリードできるよう人財の育成・輩出を目標に、多様な企業や人、市と連携していくことを目指すという。
「施設の活性化が、ひいては街の活性化につながっていくと信じている。市の掲げる『もっと輝く名護市へ』の実現に向けて、市や名護スマートシティ推進協議会とも連携しながら盛り上げていければ」とも。
営業時間は9時~17時。土曜・日曜定休。