長引く台風6号の影響による名護市内での断水を受けて、名護市が現在、飲料水を提供している。
台風6号の沖縄本島・奄美地方周辺への最接近・停滞で、県内でも被害が長期化する中、名護市内の一部の家屋やアパートでは、建物ポンプの停止による断水が発生している。
こうした事態を受けて名護市は8月4日、市内支所で非常用飲料水の提供を始めた。提供場所は避難所にも指定されている中央公民館、羽地支所、久志支所、屋部支所、屋我地支所。
持参するポリタンクやペットボトルに給水できるほか、容器がない場合は6リットルの非常用飲料水給水袋を1世帯5袋まで提供する。暴風警報の発令などで、各所が避難所に指定されている間は24時間体制で対応する。
併せて、各支所ではスマートフォンの充電やカップラーメンを作るためのお湯を提供するほか、電子レンジも使えるようにする。
名護市環境水道部経営課の担当者は「台風が過ぎ去る来週中ごろまでは、提供を続けていく」と話す。
問い合わせは、名護市環境水道部経営課(TEL 0980-52-0786)まで。