沖縄の伝統芸能をスクリーン上映と演舞でパフォーマンスする舞台イベント「おきなわエイサー紙しばい 今昔物語」が8月12・13日、「もとぶ文化交流センター」(本部町大浜)で開催される。
創作エイサーなどのパフォーマンスを手がける「創作芸団レキオス」が主催する同イベント。今回は、「エイサー」など沖縄の伝統芸能の由来にまつわる紙芝居をスクリーンと演舞で、名護市内の小学2年生~中学3年で構成される「レキオスJr美童(びどう)」が中心となって披露する。「令和5年度インバウンドの地方観客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」の一環。
演目は、「東北出身の袋中上人(たいちゅうしょうにん)」を主人公にした「エイサーの誕生」と、沖縄を代表する木やり歌「国頭サバクの由来」の2つをテーマにした物語で、オリジナルの内容2本立てで行う。
「紙芝居は子供向けという印象があるかもしれないが、大人が見ても楽しめるように、面白おかしく伝統芸能のルーツを知ることができる構成にした。エイサーで歴史背景も伝えたい」とレキオスを主宰する照屋忠敏さん。「当日は、子どもたちが中心となり司会も担当する。彼らの愛嬌(あいきょう)ある一生懸命な演舞を楽しみに幅広い世代の人に来場してもらいたい」と呼びかける。
上演開始時間は、8月12日=15時、13日=13時、17時。入場料は、高校生以上=2,500円(前売り=2,000円)、4歳~中学生=1,500円(同1,000円)。ただし、大人1人につき中学生以下2人までは無料。