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名護で川平慈英さん手がけるミュージカルが稽古初日 小中学生が出演

出演する地元小中学校の子どもたち

出演する地元小中学校の子どもたち

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 来年1月13日に名護市民会館(名護市港2)で上演される市内小中学生と川平慈英さんによるリトルミュージカル「たいようがわらってる」の舞台稽古が8月15日、始まった。

オンラインで参加した川平慈英さん

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 同日開催される「芸術・スポーツ・食の祭典」をテーマにしたイベント「Bridge of the Rainbow 2024~ちゃんぷるフェスタ in 名護~」の一環として上演される同ミュージカル。那覇市出身の川平慈英さんが作・演出を手がける。自身の少年時代の実話を基にした絵本が原作で、命や友だちの大切さを伝えるという。俳優で振付師の平澤智さんやタップダンサーのHideboHさんらも参加する。

 稽古初日となった当日は、オーディションで選ばれた名護市内の小学3年生~中学3年生まで31人のうち24人が参加。発声や自己紹介などを行い、当日に向けて団結する決意を新たにしたほか、オンラインで川平さんとも顔を合わせた。

 参加した羽地中2年生の仲尾光司さんは「役者になることが夢。ミュージカルへの参加を通して、自分の人に対する態度や立ち居振る舞いを成長させたい。一生懸命に取り組みたい」と話す。

 舞台の現場指導を担当する地元俳優で「名護スクランブルスタジオ」を主宰する東克明さんは「子どもたちは思っていた以上にのりのりで、良い雰囲気で稽古初日を迎えることができて良かった。1時間のミュージカルになる予定だが、楽しみながら作り上げていきたい」と話す。

 「ちゃんぷるフェスタ」ではミュージカルのほか、県内ミュージシャンによるライブパフォーマンスやミュージカルを上演する「舞台芸術」、現役サッカー選手との交流も行うジュニアサッカー大会、マルシェなどを市民会館や名護市あけみおスカイドーム一帯で開く。主催は、名護市や市社会福祉協議会から成る実行委員会。

 実行委員会では、8月31日までクラウドファンディングを実施している。

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