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多国籍グルメイベント「名護夜市」 「世界のハーブ&スパイス」テーマに

「他国籍市民との文化を共有してもらえたら」と名護市国際交流協会スタッフの大城さん(右)

「他国籍市民との文化を共有してもらえたら」と名護市国際交流協会スタッフの大城さん(右)

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 多国籍グルメイベント「第5回 名護夜市 NAGO NIGHT MARKET」が8月25日、名護市国際交流会館(名護市宮里)で行われる。

イベント「名護夜市」前回の様子

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 今年の「世界のウチナーンチュの日」関連事業として行う同イベント。さまざまな国の食文化を名護市で紹介し、地域との交流による新たな文化の創出を目的にする。前回は約1100人の来場があるほどの人気ぶりを見せたという。

 今回のテーマは「世界のハーブ&スパイス」。ブラジルやインドネシア、ネパールやミャンマー、スリランカなど7カ国のスパイスやハーブを使った料理を提供する8店のグルメブースが出店する。メキシコの「ハマイカティー」やタイの「マトゥームーティー」など3カ国のハーブティーを無料で振る舞うほか、ヨガワークショップやハーブアイピロー作りなどのブースも設ける。「やんばる畑人プロジェクト」の芳野幸雄代表に「名護のスパイスの可能性」をテーマにしたインタビューを行うほか、市内在住の日系アルゼンチン人女性によるハーブを使った調味料「チミチュリ」の作り方講座も開く。

 名護市国際交流協会スタッフの大城重浩さんは「名護で海外の夜市のような体験ができると、関心が高まっているようだ。今回は『ゆんたくスペース』として、料理の提供などを終えた店のスタッフと交流できる場も設ける」と話す。「名護市に在住する外国籍の市民は現在787人。夜市を楽しみながら文化や価値観を共有することで、多文化共生社会を実現する一助になれば」とも。

 15時開幕。フードブースは18時オープン。

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