ネオパークオキナワ(名護市名護、TEL 0980-52-6348)で8月2日、「フタユビナマケモノ」の赤ちゃんの命名式が行われ、名前が「もずく」に決まった。
赤ちゃんは、同園の「国際種保存研究センター 希少種の森」で飼育する父親の「かぼす」と母親の「しらす」の間に、3月24日に生まれた。同園で「フタユビナマケモノ」の赤ちゃんが生まれたのは初めて。
名前は、「うるし」「さんご」「もずく」「あーさ」の4候補から選ぶ投票を6月20日から7月20日まで、ウェブと同園でのシール投票で行った。計1780票が寄せられ、「もずく」が最も多くの票を集めた。
同園動物管理部の國枝桃夏さんによると、両親が九州の名産品にちなんで名付けられていることから、飼育員で考案した「沖縄らしい平仮名3文字」の名前を候補に挙げたという。國枝さんは「県内外から投票があった。ウェブ投票では『もずく』が圧倒的に多かったが、園内のシール投票では『もずく』と『さんご』が僅差だった」と話す。
同日の命名式には、来園者など約40人が参加。「もずく」に投票した人の中から抽選で「名付け親」が命名式に招待され、名護市在住の6歳・白幡華渚さんと、宜野湾市在住の小学5年生・山上稀子さんがくす玉を割り、名前を発表した。山上さんは「お父さんが『かぼす』、お母さんが『しらす』なので、『もずく』と一緒にまぜたらおいしそうだと思って投票した。顔を見ても『もずく』が似合うと思った。名前が決まったと連絡が来た時は、飛び跳ねるほどうれしかった」と話す。白幡さんは「『もずく』がかわいいと思っていたので、決まってとてもうれしい。元気に大きくなってほしい」と話した。
國枝さんは「昨夏から元気な赤ちゃんが生まれるよう『しらす』の餌の内容を見直すなど工夫してきた。『しらす』にとって同園で初めての子育てということもあり、人工哺育も想定していたが、しっかりと子育てをしてくれている。赤ちゃんの体重測定を毎週行っており、出生時約300グラムだった体重は現在は1000グラムを超えている」と話す。
「これまでお母さんのおなかにしがみついて生活していたが、最近では飼育員やお父さんにちょっかいを出したり、お母さんから離れて餌を取りに行くなど活発で好奇心旺盛な性格になってきた。今の時期は見た目や行動の変化が見られる。1カ月ごとに違った姿が見られるので、一緒に『もずく』の成長を見守ってもらえたら」とも。
営業時間は9時30分~17時30分。