医療の仕事を体験してもらうイベント「やんばる医療体験フェスタ2026」が8月30日、沖縄県立北部病院(名護市大中)で開かれる。
「やんばる医療体験フェスタ2026」で体験してもらう縫合練習キット
小学生~高校生を対象に、子どもたちに医療の仕事に興味を持ってもらおうと、昨年に続く2回目として開く。昨年は約220人が来場した。今年は、実際の医療器具を使った体験をメインに、医師や栄養士が講演会などを行う。
当日は、医師が練習に使う縫合練習キットを使う「手術体験」、血圧測定や点滴の組み立てを行う「看護体験」、エコーで自分の血管を見たり、人工呼吸器や気管支鏡を操作したりする「医療器具体験」のほか、レントゲン撮影を体験する「放射線科体験」のほか、「救急車試乗体験」、新生児の介助や妊婦の体の重さを体験する「助産師体験」など、10種類の体験を用意する。同病院の内科医・永田恵蔵さんは今回は医師などから寄せられた声を採り入れ、体験を6つ増やした」と話す。
パネル展では、医療機関で働く約20職種の業務内容や職種に就くまでの道のりなどを紹介。講演では、「医療のシゴト、ホントのトコロ!」と題し、若手の医師や看護師が子どもたちからの質問に答えながら仕事のやりがいを伝えるほか、「がん」をテーマに内科や外科の医師、検査技師、栄養士などがそれぞれの専門分野からリレー講演する。
このほか、子宮頸がんを予防するHPVワクチンの集団接種を行う。助産師や看護師などで構成する若者向けの相談窓口団体「美ら海ユースクリニック」のブースも設け、体、性、心の悩みなどを受け付ける。
「昨年はとても好評で、来場者が真剣に体験している姿を見た職員たちは改めて自分たちの仕事に誇りを持ち、モチベーションが高まったようだ」と永田さん。「イベントをきっかけに自分や家族など身近な人の健康について考えてもらいたい。医療の道を目指す子どもたちには、夢をイメージしてもらえるような体験になれば。どんな質問にも答えるので、医療者にどんどん話しかけてもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~14時。参加無料。